白内障を知る

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手術後、順調な回復を促す2つのポイント

白内障の手術はきわめて安全性が高く、スピーディに終わる手術です。他の眼科疾患や基礎疾患がない限り、所要時間は10~20分しかかかりません。痛みはほとんどなく、身体的な負担も少ないため、両目を同時に手術しても数十分後に帰宅することが可能です。また、デスクワークなど身体に負荷のかからない仕事であれば、翌日から復帰できます。しかし、手術後の回復を順調に進めるために「これだけは守ってほしい」というポイントが2つあります。

<ポイント①>必ず目薬を差しましょう 

1つ目は、きちんと目薬を使うことです。手術後、患者さんには3種類の目薬をお渡しします。この目薬には、手術後の炎症を抑えたり、感染症を予防したりと、手術後の目を守る役割があります。手術後の経過にもよりますが、およそ3ヵ月ほど使っていただきます。差し忘れてしまったり、勝手に回数を減らしたりすると、傷の回復が遅くなることがあります。安全かつ順調に回復させるためには、決まりを守って使用することが大切です。

<ポイント②>傷口には絶対触らないでください

2つ目は、目を擦ったり触ったりしないということです。一見清潔に見えても、目の周りや手のひらなどの皮膚には、「常在菌(じょうざいきん)」と呼ばれる菌が存在します。皮膚の上にいる限りは問題ないのですが、目に触れるとその菌が粘膜から中に入ってしまい、繁殖して悪さをすることがあるのです。目を強く擦ったり、頻回に触ったりしなければそのようなことは起きにくいのですが、用心するに越したことはありません。また、毛髪に菌がいることもあるので、毛先が目に入ることのないように注意しましょう。もし菌が目に入ると感染症が起こり、視力が下がったり、目の中を綺麗に洗う手術が必要となったりする場合もあります。そうなればもちろん術後の回復も遅れてしまいます。

日中はもちろん、夜間も含めて注意が必要です。特に就寝中は無意識に触りがちなので、保護メガネや眼帯などを使用して、目をガードしていただきます。

以上の2点を守っていただければ、手術創は順調に回復します。洗顔やお風呂、お化粧、スポーツなど、できることが日毎に増えていきます。少し面倒かもしれませんが、短期間においての注意事項なので、守ってくださいね。

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