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選定療養で選べる多焦点眼内レンズ「パンオプティクス」の特徴

先進医療の枠内でも高額だった多焦点眼内レンズが、2020年4月から「選定療養」という医療サービスの適用になり、一部公的保険が利くようになりました(「選定療養」の詳細はコチラ)。その分、自己負担額が軽減されるわけですが、選定療養制度を利用して選ぶことのできる多焦点眼内レンズのなかから、自分に合うものを選ぶのは簡単ではありません。多焦点眼内レンズを使った手術件数も、保有する多少点眼内レンズの種類も国内屈指の佐藤院長が、各レンズの特徴をやさしく解説します。

デスクトップPCをよく使う人には特にオススメ

選定療養で使える多焦点眼内レンズ「パンオプティクス(PanOptix)」は、日本で初めて承認された3焦点タイプです。実際に国内で発売されたのは2019年の10月ですが、当院では国内発売に先駆けて自由診療の枠内で使ってきました。そのため当院は症例数も経験も豊富です。実際の手術経験による知識や患者さんの声をもとにパンオプティクス(PanOptix)についてご紹介しましょう。

 

パンオプティクス(PanOptix)は3焦点眼内レンズなので当然、遠方・中間・近方もまんべんなく見えるのですが、目に入ってくる光を効率よく網膜に届けられる独自の設計により、より鮮やかな見え方を実現します。特に60cmあたりの中間距離がとてもクリアに見えるので、デスクトップPCで1日何時間も仕事や作業をされる方には特にオススメの眼内レンズと言えるでしょう。

夜間運転する人や、乱視がある人にも対応

また60cmぐらいの中間距離というのは、日常生活の中で見ることの頻度がとても多い距離なので、手術後は「目が疲れることもなくなってきた」という患者さんの声を多数聞いております。

 

さらには、従来の多焦点眼内レンズの短所であった夜間ドライブ時のまぶしさもかなり軽減されており、一般のドライバーではほとんど気にならないと思います。また乱視がある人に適したトーリックタイプも同時発売されています。お手頃な価格で使えて、乱視矯正もできる3焦点眼内レンズを待ち望んでいた方にはオススメの選択肢と言えるでしょう。

著者:佐藤 香
アイケアクリニック院長、アイケアクリニック銀座院院長。集中力を要する緻密な作業を得意とし、とくに最先端の白内障レーザー手術において抜群の治療実績を誇る。そのほか、網膜硝子体や緑内障の手術も担当。まぶたの手術やボトックス注射など、眼科医としての視点を活かした目周りの美容にも注力。また、校医を務めるなど、地元住民のかかりつけ医として地域医療にも貢献している。日々のちょっとした悩み相談から高度な治療まで、総合的な目のケア――「トータルアイケア」の提供を目指す。現在、注目の眼科女医として、テレビやラジオ、新聞、雑誌など、さまざまなメディアに取り上げられている。著書に『目は若返る』『スゴい白内障手術』(幻冬舎メディアコンサルティング)がある。

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