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白内障お悩みQ&A

白内障手術後、いつ頃からフェイスエステを受けられますか?

ご相談者様

フェイスエステの愛好者で、以前から行っています。白内障手術後どれくらい経てば受けられますか?

  • 私のクリニックでは、術後1週間程度はなるべく目をこすらずにすむよう保護メガネをかけていただきます。これは主に目にホコリやゴミが入ることを防ぎ、手で患部を触ることで起こる感染症を予防するためです。日中でも無意識に目をこすったりすることはあり、夜間就寝中はなおさらです。眼科の手術後の感染症は、失明に繋がるものもあるため用心しなければなりません。
    したがって、感染予防の観点からフェイスエステも厳禁です。

  • では1週間経てば、受けられますか?

  • できれば2週間は控えてほしいですね。眼には手術創があり、負荷がかかると開いてしまう恐れがあるからです。手術創の極小化が進み、最近は2.4ミリにまで小さくなっているため、当日の帰宅や翌日からのオフィスワークは可能です。ウォーキングなどの軽い運動も、数日~2週間後には再開可能です。

  • フェイスエステは気持ちがよい施術が多く、負荷はそうかからないのではないのですか?

  • いえ、エステサロンにもよると思いますが、皮膚をいろんな方向に引っ張る、強くこする、揉むといった強い力をかけることがあるかと思います。
    PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に、消費者から寄せられるエステティックサービスによる危害の苦情を、国民生活センターがまとめたものがあります。それによると、フェイスエステ・脱毛エステ・ボディエステの危害内容でもっとも多いのは皮膚障害、次いで熱傷で、3番目に多いのはフェイシャルエステにおける擦過傷や挫傷、打撲なんですね。仮に、白内障手術後に受けるとすれば、傷口への負荷も相当なものになり得るということの傍証かと思います。

  • そうなんですか・・・。

  • といってもフェイスエステが悪いというわけでなく、あくまでも白内障手術後の影響についての話しです。傷の回復具合は手術の内容や個人差もありますから、フェイスエステを受けられるのであれば手術をした医師にその旨を申し出て、傷の回復具合を確認してください。そうすれば安心して受けることができるのではないでしょうか。

まとめ

当院では術後1週間ほどは保護メガネをかけていただきます。これは目にホコリやゴミが入ることを防ぎ、手で患部を触ることで起こる感染症を予防するためです。術後の感染症は最悪、失明に繋がるケースもあるため用心が必要です。よって、できれば術後2週間はフェイスエステは控えてください。これは目に手術創があり、負担がかかると開いてしまう恐れがあるためです。最近は手術創が2.4mmほどまで小さくなっているため、当日の帰宅や翌日からのオフィスワークは可能。ウォーキングなどの軽い運動であれば、数日〜2週間後には行なってよいでしょう。

ただし、フェイスエステは「皮膚をいろんな方向に引っ張る」「強く擦る、揉む」といった強い力をかけることもあるため術後2週間は控えましょう。エステティックサービスによる危害の苦情を国民生活センターがまとめた資料があるのですが、それによると、フェイスエステ等でもっとも多いのは皮膚障害、次いで熱傷、3番目に多いのが擦過傷や挫傷・打撲なのです。この情報を見る限り、白内障の手術後は傷口への負担が大きいのでフェイスエステは控えてください。

監修:佐藤 香
アイケアクリニック院長、アイケアクリニック銀座院院長。集中力を要する緻密な作業を得意とし、とくに最先端の白内障レーザー手術において抜群の治療実績を誇る。そのほか、網膜硝子体や緑内障の手術も担当。まぶたの手術やボトックス注射など、眼科医としての視点を活かした目周りの美容にも注力。また、校医を務めるなど、地元住民のかかりつけ医として地域医療にも貢献している。日々のちょっとした悩み相談から高度な治療まで、総合的な目のケア――「トータルアイケア」の提供を目指す。現在、注目の眼科女医として、テレビやラジオ、新聞、雑誌など、さまざまなメディアに取り上げられている。著書に『目は若返る』『スゴい白内障手術』(幻冬舎メディアコンサルティング)がある。

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