拡大  標準 

白内障お悩みQ&A

人気の多焦点眼内レンズには、どんな製品がありますか?

ご相談者様

いま、白内障手術で入れる眼内レンズを選んでいる最中です。ざっくりと「多焦点眼内レンズがいいな」と考えているのですが、多焦点は最近種類が一気に増えたので、どれがいいのか迷ってしまい…。選ぶ際の参考にしたいので、最近、人気のある多焦点眼内レンズを教えて下さい。

  • おっしゃるように、ここ5~6年で多焦点眼内レンズの新製品ラッシュがあり、「選ぶのが大変」という声をよくお聞きします。当院では手術前の入念なカウンセリングを通じて選択肢をご提案し、それぞれの患者さんが最適な眼内レンズを選べるようにお手伝いしますから、ご安心くださいね。ここでは反応の大きさや質問の数から判断して、最近高い関心を呼んでいる2つの製品をご紹介したいと思います。

  • 患者の一人としてぜひ教えてもらいたいです。

  • 1つ目は世界初の5焦点眼内レンズの「インテンシティ(Intensity)」です。これまで「遠く・近く・中間」の3つの焦点を持っている多焦点眼内レンズはありましたが、このインテンシティ(Intensity)では焦点の数が一気に2つも増えたのです。私たち白内障専門医も驚きました。

  • 焦点が3つから5つへと増えたら、どんな見え方になるのでしょうか?

  • 遠くから近くまでいっそう連続的にピントが合い、よく見えるようになりました。これまでも単焦点から2焦点、さらに3焦点へと焦点数が増えるごとに、見えやすくなる感じはあったのですが、今回は一段とアップしました。あらゆる距離を見ても、本当になめらかにピントが合うのです。スマホや読書など、手元40cmくらいの距離でもしっかりと見えるので、若い人から高齢者の方まで幅広い年代の患者さんにオススメできる製品です。

  • お話を聞いているだけで試したくなってきました。

  • ただし、インテンシティ(Intensity)は軽度の乱視には対応したレンズが増えましたが、今のところ強い近視や乱視をお持ちの方に合うタイプは出ていないのでご留意くださいね。

  • 2つ目の製品はどんなものですか?

  • 2つ目は、3焦点眼内レンズの「アルサフィット(ALSAFIT)」です。インテンシティ(Intensity)と同様に近くから遠くにかけて連続的によく見えるうえ、レンズの「パワー」が幅広いため、強い近視や乱視をお持ちの方にもフィットするのが強みです。近視や乱視などの目の状態に左右されることなく、安心して選んでいただける眼内レンズと言えるでしょう。
    最近の多焦点眼内レンズは、近くが見えやすく、夜間に街灯や対向車のライトが眩しくみえるなどの「グレアハロー」が大幅に軽減されています。このアルサフィット(ALSAFIT)も同様で、近くの距離は40cm程度が特によく見えるのでスマホや読書にも適していますし、グレアハローが少ないので快適な夜間ドライブができる点も嬉しいですね。

  • なるほど、どちらも使いやすそうです。人気なのも納得ですね。

  • 現状ではインテンシティ(Intensity)もアルサフィット(ALSAFIT)も、自由診療でのみ選べるレンズです。公的保険の対象外なので、金額がネックに感じてしまう患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。しかし「世界最先端の技術・製品を速やかに導入して皆さんに提供できる」という、自由診療ならではのメリットにも目を向けていただければ何よりです。今回ご紹介した2つの製品を含め、選択肢の1つとして自由診療の眼内レンズをご検討いただけたら、白内障治療専門として嬉しく思います。

監修:佐藤 香
アイケアクリニック院長、アイケアクリニック銀座院院長。集中力を要する緻密な作業を得意とし、とくに最先端の白内障レーザー手術において抜群の治療実績を誇る。そのほか、網膜硝子体や緑内障の手術も担当。まぶたの手術やボトックス注射など、眼科医としての視点を活かした目周りの美容にも注力。また、校医を務めるなど、地元住民のかかりつけ医として地域医療にも貢献している。日々のちょっとした悩み相談から高度な治療まで、総合的な目のケア――「トータルアイケア」の提供を目指す。現在、注目の眼科女医として、テレビやラジオ、新聞、雑誌など、さまざまなメディアに取り上げられている。著書に『目は若返る』『スゴい白内障手術』(幻冬舎メディアコンサルティング)がある。

pagetop
草加本院
銀座院
かわぐち蕨院
上尾院
福島院