白内障お悩みQ&A

白内障と診断されましたが、特に見え方に困っていません。それでも白内障手術は必要でしょうか?

ご相談者様

先日、眼科クリニックにて、白内障と診断されました。ですが今のところ、特に見えにくいと感じることはありません。十分に見えているのならば、白内障手術は不要でしょうか。それとも、見えていても白内障手術を受けたほうが良いでしょうか?

  • なるほど、白内障と診断されたのに、見えにくさは感じていないのですね。結論から申し上げますと、見えにくいわけでなくても、白内障と診断されたのであれば、手術を受けておくことをおすすめします。

  • それはなぜですか?

  • 白内障手術は、できるだけ早いうちに受けておいたほうがいいのですが、その理由はいくつかあります。理由の一つは、白内障は誰でもいつかは必ずかかる病気ですので、いずれ手術を受けなければならなくなる可能性が高い点にあります。つまり、早めに受けておいて損はないというわけです。

  • なるほど。確かにいつか白内障になって手術が必要になるなら、早めにしておくのも良いかもしれませんね。分かりました。参考までに、手術が必要な白内障にかかる人は、何歳くらいの方が多いのか教えてください。

  • 白内障は40代から発症しはじめ、70代にはほぼ100%の発症率になります。発症後も徐々に症状が進行していき、だんだんと見えづらくなっていくのですが、それだけでなく手術が難しくなったり合併症が起こりやすくなったりもします。

  • 放っておくと危険なんですね。

  • そうですね。今の白内障手術は安全性がとても高く、白内障と診断されたらすぐに手術しても問題ないレベルになっているので、そういったリスクを考えると早期の手術をおすすめしています。また、早期の手術をおすすめする理由としてもう一つのメリットがあり、そのために手術を受ける方もいます。

  • どんなメリットですか?

  • 多焦点眼内レンズだと、老視(老眼)の治療もできるのです。

  • 多焦点眼内レンズってどんなものですか?

  • 遠くも近くも見えるようになる眼内レンズのことです。これを使えば、ほとんどの方はメガネが必要なくなります。当然、老眼鏡も必要なくなり、近くのものもはっきり見えるようになります。

  • 老視を治療できてメガネを手放せるというのは、うれしいですね。最近老視が進んできていて、気になっていました。

  • また、白内障が進めばメガネをしていても視力が低下するようになります。運転免許を更新するには0.7以上の視力が必要です。車を運転できなくなると困るからと、早めに白内障手術を受ける方もいらっしゃいますよ。

  • なるほど。年齢を重ねれば重ねるほど、車がないと生活しにくくなりますからね。つまり、可能な限り早く白内障手術を受けたほうが良いということですよね。といっても20代や30代の若者が手術を受けるわけではないと思いますが、いつ頃から手術を検討すればいいでしょうか?

  • 基本的には、日常生活に不便を感じ始めたら、白内障手術を検討することをおすすめしています。最近は年齢に関係なく手術をされる方が増えており、30代の方の手術症例も増えているんですよ。

  • 意外と早いタイミングなんですね。

  • 意外かもしれませんね。ですが、早ければ早いほどお得だと考えてみればいかがでしょう。早めのうちに白内障手術を受けて、クリアな視界を享受できる期間を延ばすという考え方です。軽度なうちに手術をしておけば、白内障による視界の異常、例えばかすんだ視界や光のまぶしさなどのつらい症状も、ほとんど経験せずに済みます。その後は、眼内レンズによるクリアな視界で生活できるようになりますので、手術による視力回復のメリットも最大限に活かすことができるのです。

  • なるほど、納得しました。

  • 白内障は、発症してすぐ失明するような病気ではありません。ですが、白内障を放置すると、緑内障など、ほかの病気を併発する可能性もあります。放置しておくと、手遅れの状態にもなりかねませんよ。
    また、白内障が進行すると、手術の前に受ける検査や手術そのものが難しくなるリスクもあります。そういった点も含めて、できる限り早めに医師に相談されることをおすすめします。

  • 放置するとリスクが怖い病気なんですね。いろいろ教えていただきありがとうございました。早めに治療するほうが良いと分かりましたので、手術を検討したいと思います。

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